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「アドバンス セミナー ジャンル・題名から古典を考える②」

■2019/09/21 「アドバンス セミナー ジャンル・題名から古典を考える②」
「アドバンス セミナー ジャンル・題名から古典を考える②」
 皆さんこんにちは、アドバンスセミナーの時間です。
先日、古典に関しての情報を少しお伝えしました。本日は、タイトルやジャンルから考える方法(絶対ではありませんが)を少し披露します。

1、童話系

「伊曽保物語」(安土桃山時代に、スペイン・ポルトガル人から入った「イソップ物語」を、日本風にアレンジしたもの。)
「御伽草子」(室町時代後期に成立。昔話のルーツ)

こういったものは、いわゆる、「悪さ・ずるさをすると必ずひどい目にあう」「正直者は報われる」

といった方向の話になります。

2、商人の教訓

江戸時代のお話は、文法も読みやすく、高校入試に扱われる事が多めです。井原西鶴など、商人の知恵・教訓をまとめたものが作られます。(時にこっけいな話も)

「お金・お客様を大切に」
「仕事の約束は必ず守る」
「部下をあなどってはいけない、上司を馬鹿にしてはいけない」

3、随筆系
現代で言う「ブログ」になるので、内容が読み切れません。(そもそも人に読まれる事を考えて書かれていないものも多いはず)

「美しいと思ったもの」
「滑稽な姿」
「自分が見た聞いた体験したはっとした事」
などなど。人に読まれる事を考えていませんから、主語の省略や言い換え、感想の省略も多いです。

時代で言うと、時代をさかのぼるほど、理解が難しくなる傾向にあります。教科書で、「奥の細道」(江戸時代)→「平家物語・徒然草」(鎌倉時代)→「枕草子」(平安時代)→「万葉集」(奈良時代)と読み比べてみて下さい。
意味がわかると思います。

勉強の参考までに。




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