今回は中3国語の「故郷」について、お話いたします。
単純に…「長い」単元というのが率直な感想だと思います。
実はこの単元は30年位前から(もっとかも?)教科書に載っています。
試験範囲が「故郷」全部含む場合、出題傾向として
①最後の場面のp118 10行目から最後まで
②冒頭p106からp108の5行目まで
③ルントーとの再会のp113の19行目からp117の3行目まで
が、多いです。
①では、「道」を「希望」という語に置き換えて記述させる問は多いです。
「皆が同じ希望に向かって努力すれば、希望は叶う。」(新しい中国を作り出せるという意)
また、「ルントウの偶像崇拝」の偶像とは形のあるものなので手に入りやすい
「私」のいう「希望」は「形のない偶像」で手に入りにくいという点も注意です。
「私の生活」
「ルントウの生活」 ⇔ 「私たちの経験しなかった新しい生活」
「他の人の生活」
(当時の中国の古い体質の生活)
の対比も整理しましょう。
また「銀の首輪の小英雄の面影がぼんやりしてしまった」のは
変わり果てたルントウを見て「身分の差を意識しなければならなかった二人の心」の「隔絶」の為です。
つまり冒頭で、心のどこかに残っていた「美しい故郷」は、実は「ルントウとの美しい思い出」が美しい故郷をつくりだいているだけでした。
定期テストの参考にどうぞ。
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