北海道公立高校入試情報

そうだったのか!中学校の通知表の成績は、こう決まる

「テストで90点をとったのに、通知表の評定は『3』のままだった‥‥」
「絶対評価では90点以上だったら『5』じゃないの?」
このように、中学生や保護者の方から通知表について質問を受けることがあります。受験を考えると少しでも上げておきたい通知表の評定。
まずは、気になる通知表のつけ方と評定を上げるポイントをお話しします。

何が基準?気になる通知表のつけ方

まず、通知表の「3」や「4」などの評定の横にある、A~Cの評価を見てみましょう(学校によっては◎、○、無印となっていたりします)。これを観点別評価と言います。通知表の「3」や「4」などの評定は、この観点別評価の組み合わせによって決まっているのです。
観点別評価は、「関心」のような授業中の挙手の回数や調べ学習での取り組みから、「知識」のようなテストの点数まで、それぞれA~Cの3段階で成績をつけます。そして、これらの組み合わせで次のように通知表の評定が決まっているのです(観点は教科によって異なります)。
そして、これらの組み合わせで次のように通知表の評定が決まっているのです
(観点は教科によって異なります)。

内申アップの秘訣に迫る!

例えば、社会科の場合~社会科の場合、通知表の評定は「関心」「思考」「表現」「知識」の4つの観点がもとになっています。国語の場合は観点が5つだったり、英語は「話す・書く」「聞く・読む」などの観点があったりと、教科によってまちまちですが、どの教科も基本的には次に示した通りです。

■社会科の観点:評価される内容の主な例
関心・意欲・態度:授業態度、提出物、時事問題への関心思考・判断:調べ学習への取り組み、テスト(理由を問う問題)
表現・処理:ノートのまとめ方、テスト(資料を読み取る問題)
知識・理解:小テストやテスト(知識を問う問題)

大切なことは、授業への取り組み、ノートのまとめ方、提出物の提出状況などが評価されることです。テストの点数も大切ですが、テスト以外のことも大切です。内申アップの秘訣はここにあるのです。

北海道公立高校入試 ~出願から二次募集まで~

①一般入試
出願受付 1月18日~23日
出願状況発表 1月25日
出願変更受付期間 1月27日~2月2日
出願変更状況最終発表 2月13日
学力検査 3月2日
合格発表 3月17日
※二次募集を行う場合…受付期間 3月23日~24日

②推薦入試
出願受付 1月18日~23日前後
出願状況発表 1月25日前後
出願変更 できません
面接日 2月10日
合格内定通知 2月17日まで
再出願 2月20日~22日

令和5年度 私立高校入試日程
A日程:2月14日・15日
B日程:2月17日・18日