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国の語源を深く学ぼう!【エクアドルとシンガポール】

■2023/10/18 国の語源を深く学ぼう!【エクアドルとシンガポール】
こんにちは、アドバンス講師の杵淵です。

本日は赤道を通る二つの南国「エクアドル」と「シンガポール」をご紹介します。この2つの国は中学・世界地理の前半で国名の由来を習う際にでてきますが、両国には共通点があります。それは何でしょう?


・・・正解は、どちらもほぼ赤道直下を通過することです!
地図上に引かれた線から赤道を選んだり、赤道を引くことで雨温図の形を予想する問題は中学社会の頻出ですので、今回は国名とセットでその位置を地図帳で調べてみてくださいね!★
それでは参りましょう!

【エクアドル】

南アメリカの太平洋側に位置する国エクアドルはスペイン語で「赤道」を意味する"ecuador"(エクァドル)を語源としています。ちなみに赤道の英語は"equator"(イクエィター)で、これは等式を意味するequal(イコール)と同じ語源です。南北の緯度が等しいという意味でequalから派生した語になります。

国名が赤道というだけあって、エクアドルの熱帯で栽培されるバナナやカカオから作られたチョコレートを店頭でもよく見かけます。しかし、国土の大部分はアンデス山脈の高峰に位置し、エクアドルの首都キトの標高はなんと2,850m もあります。なので気候は「高山気候」で年中春のようなさわやかな気候です!

【シンガポール】
マレー半島先端の小さな国、シンガポールはヒンズー教の言語であるサンスクリット語で「ライオンの町」を意味する"Singapura"(スィンガプラ)を語源としています。

※シンハ(siṃha):ライオン(=獅子)、プーラ(pura):都市

シンガポールといえば口から水を吹き出す「マーライオン」を思い浮かべる人も多いと思います。中学校では英語New Horizon 2年でもマーライオンが本文のストーリとして出てきます。このマーライオンの「マー」(Mer)は人魚「マーメイド」のマーと同じ語源です。シンガポールが交易の中心地であることを示すために、下半身が人魚のライオンが作られました。マーライオンは国のアイデンティティなんですね!


今後もこのような豆知識を投稿していきます。どうぞご期待ください!

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