こんにちは!
個別指導アドバンスの今井です。
本日は1日じゅう雨で気温も上がらず
10度とめっきり寒くなってきましたね。
お体にお気をつけてお過ごし下さい。
さて、ここ数年で目にする機会が増えた「10歳の壁」という言葉…
いわゆる「10歳の壁」とは、小学3・4年生になった子どもたちがぶつかる学習面でのつまずきや、精神的に不安定になりがちな、この時期特有の反抗的な態度などを指すようです。
10歳前後は、体も心も急激に変化していく時期です。9歳までは困っている人を素直に助けてあげられたのに、10歳になるとなぜか行動を起こさなくなる。
そして、9歳までは自然と「みんな仲良く」ができていたのに、10歳になるとそれが難しくなってくる……。
また、ニュースを見て、会ったこともない人の気持ちまで想像して考えられるようにもなるともいいます。
また、10~15歳の時期は、さまざまな試行錯誤をして創造力が伸びる時期だからこそ出てくる反抗期です。
この時期にはルールで縛りつけ過ぎないように注意しなければなりません。
「こうしたほうがいいよ」と、理想を押しつけると、お手本どおりの解答はできるけど、独自性が少ない子どもに育ってしまうからです。
子どもが成長していく過程では、他者と自分を比較してネガティブな感情にとらわれるケースが多く見られます。
しかし、それは決して悪いことではありません。
注意すべきことは、余計な口出しをしたり、傷つかないように先回りして守ったりするのではなく、「今はこういう時期なんだ」と見守ってあげることが大切だと考えます。
そのうえで、次のように接してみてください。
・ほめて自信をつけさせる
他者との比較によって自己評価が低下した子には、「自己肯定感の育成」を優先してみてください。コツは“少しおおげさ”に、そして“具体的にほめること”です。
「(テストで)おーーー、やったしょ!夜遅くまでがんばってたもんね!」
「毎日自主学習出してるんだって?先生から聞いたよ!がんばってるね!」
・家事を手伝わせる
お手伝いをしてもらってほめる場面をつくりましょう。「家族の役に立てた」と実感することで、自己肯定感が養われます。子どもの能力に応じて、具体的に指示を出すとスムーズです。
・本を読むように仕向ける
多くの名作には、「友情の大切さ」や「因果応報」など抽象的な教訓が含まれています。読書することで、他者への共感力や抽象的な物事への理解が深まり、人間関係の問題に直面しても自分で対処できるようになるでしょう。
【おすすめの本5選(小学生4~6年生)】
『星の王子さま』(著:サン=テグジュペリ)
『ぼくらの七日間戦争』(著:宗田 理)
『Wonder ワンダー』(著: R・J・パラシオ)
『空のふしぎがすべてわかる! すごすぎる天気の図鑑』(著:荒木健太郎)
『なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』(学研・監修:池上彰)
・自然を体で感じさせる
子どもの自己肯定感を強くするには、キャンプなどの自然体験がおすすめ。自然体験が豊富な子ほど、「勉強は得意なほうだ」「今の自分が好きだ」と考える傾向があるそうです。
・話を聞いて問いかける
子どもの話を聞いてあげることは、とても子どもの自己肯定感を上げることにおいて大切です。
学校でのできごと、部活動でのできごと、趣味の話、友達のこと、悩んでいる困っていること、そのできごとや悩んでいることについてどう思っているのか、ちゃんと言葉にしてくれたものを受け取ることをしてみてください。
話してくれたものの中で、分からないものがあれば、「それって何?教えて?」「そうなんだね、じゃあどうしたらいいと思ったの?」と子どもに問いかけることで、話が広がり、深い対話になります。
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