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【変わる!これからの英検の全貌!】

■2023/11/28 【変わる!これからの英検の全貌!】
こんにちは。
家庭教師・個別指導塾アドバンスの今井です。

雪も積もり、体にしみる寒さとなりいよいよ冬本番という季節ですが、皆さまも風邪などには、くれぐれもお気をつけください。

今年の夏くらいから「英検の問題が変わる!」「新しい級が出る」と話題になってますね。

今回、私からは、「級新設や問題刷新の目的」についてお話をしたいと思います。

□問題形式はどう変わる?

英検とは、実用英語を普及するための検定試験を実施することで、年齢を問わず誰でも英語力を向上できるようサポートする資格試験で、
今年で英検ができて60周年みたいですよー。
(60周年なんて私も知りませんでした…)

英語教育は時代と共にどんどん変わってきています。改革をして新しく進んでいこうというより、「時代に寄り添うために変わろう」としているスタンスで進めていくみたいです。

2024年度からは、問題は下記の出題傾向に変わるとのことです。

・3級以上のライティングで英作文が増加予定(1題→2題、Eメールを作成する問題など)
・2級以上では要約問題が新たに出題予定
(本文を読んで内容の要約を英作文でする)
・準2級以上で、リーディングの語彙問題・長文読解の設問数が減少予定
(試験時間調整のため)


□25年度から準2級と2級の間に「新設級」を導入するのはなぜ?
25年度には、新しい級を設けることになりました。これは、31年ぶりのことだそうです。

準2級までは順調に取得できても、2級でつまずく人が多いためです。
学校の先生からは「準2級と2級は別物。その壁が大きい」、生徒からは「準2級と比べ、2級は単語のレベルも段違い」と、難易度の差を指摘する声が上がっているそうです。

実際に、英検5級から2級までを各級合格するまで順番に受検するとして、受検者のデータを見てみると、3級から準2級に合格するには「約1年」なのに対し、準2級から2級に合格するには「約1年半以上」かかってしまうそうです…

これって…

英語2級を取得するのに、高校3年間をまるまる使ってしまう期間ですよね…(・・;)

また、なかなか合格できないと、モチベーションが下がってしまいますよね。
英語学習を登山に例えるとしたら、身近に目標があったら登りやすい。新設級は「もう少しで2級に手が届くよ」「今ここまで来ているよ」という目安を示したいという思いが、英検側でもるためこの方策に至ったようです。

□最後に…
英検を活用している大学の一例を載せておきます。是非、進路選択のご参考になさって下さい。英検のウェブサイトからも英検を活用している大学が確認できます。

■出願条件として利用している大学
・一橋大学商学部/学校推薦型選抜
→英検1級

・上智大学外国語学部英語学科/公募制推薦
→英検準1級

・立教大学経済学部/自由選抜入試
→英検スコア1950以上
(英検2級を余裕を持って合格できるくらい)

・関西学院大学工学部/探究評価型入試
→CEFR A2レべル以上(英検準2級以上)

■一般選抜に英検を利用できる大学
・早稲田大学国際教養学部/一般入試
→1級なら20点、準1級なら14点、2級なら7点加点
・立教大学/一般入試
→英語の独自入試なし。
英検CSEスコア2300以上で大学入学共通テスト85%換算、2400で95%換算、2450で100%換算
(英語の試験は受験しなくていいんですね!)


では、実際に「どんな対策をすればいいの?」「どんな勉強をすれば合格できるの?」というご相談は、無料学習相談も受け付けております。どしどしお問い合わせください!(^^)

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