2024年度北海道指導公立高校入試 社会総評
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■2024/03/05
2024年度北海道指導公立高校入試 社会総評
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こんにちは。北海道公立高校入試、社会の総評です。
総じて…
「知識暗記」より、「幅広く」「考え方をまとめ」「答を記述していく」力が問われている
大問1(地理・歴史・公民)
地理・歴史・公民万遍ない出方をしている。
正距方位図法は2年連続(昨年は国連旗)、札幌(北緯43度)と等緯度(マルセイユ・ミルウォーキー)を問われた。
北海道と他県との特徴比較が目新しい。
北方領土も例年通り登場、ただし正しい位置関係把握が必要
国と地方公共団体との仕事区分→写真で登場
クーリングオフの通知書が登場
→教科書の総合的理解(文字暗記のみでは厳しい)
大問2(歴史)
弥生時代、けがを負った人が多いのは、争いごとが起こり始めたから
織田信長の楽市楽座の意見を受けて意見を選んで付け足す問題→新しい傾向
太平洋戦争中の宣伝からの資料考察→その当時の政府の意図をくみ取る
大問3(地理)
EU参加・離脱の議論を両論載せて、それがどの国であるかを選択させる。
地図の読みとりに、「ハザードマップ→防災減災の具体例を組み合わせる」
港・空港いずれにも近くないセメント工場の立地理由(今まで中々扱われなかった)
大問4(公民)
GDPによる地図(南北問題を読み取らせ、説明させる問題)
議員在職・選挙制度から参議院議員を選ばせる
パリ協定・SDGsに向けた取り組みの考え方を記述させる問題
家庭教師アドバンス
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