皆さんこんにちは、少しでも皆さんの勉強に役立ちたい、アドバンスセミナーのお時間です。本日のテーマは「素因数分解の利用法」です。
中学3年生の皆さんは、そろそろ疑問に思い始めていませんか？「素因数分解って、何に使うの？」その疑問に少しですが、お答えします。
例えば、最小公倍数の利用に応用が利きます。
（例題）
７２と144の最小公倍数は？
これをすだれ算（割り算を逆さにして割っていく）ではなく、素因数分解を利用して解きます。
（注意）フォントの関係で累乗を表せない事をご了承ください。
72＝2×2×2×3×3
144＝2×2×2×2×3×3
上2つで共通している因数は、2が3つ、3が2つなので、
それらをかけると、
2×2×2×3×3＝72
となります。3つ以上の最小公倍数を探すときにも利用可能です。
なお、この素因数分解は、次単元「平方根」で頻繁に利用します。確実に、そして少しでも早く解けるように頑張りましょう。
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